
道路元標とは、大正8(1919)年に制定された旧道路法に基づき設置された標石で、道路の近代化を進めていく中で、起点から終点までの正確な距離を示すのに使われました。各町村に一つは置くように定められていたようで、市内では南郷村のほかに、松尾町、睦岡村、成東町と4カ所現存しています。
道路元標は成東地区の富口、県道121号線 成東鳴浜線沿いにあるもので、縦・横約25cm、見えている部分の高さ60cmほどで、表に「南郷村道路元標」と記されています。南郷村は明治22(1889)年の町村制施行に伴い、元標のある富口村を含む周辺7カ村が合併してできました。
戦後の昭和27(1952)年に現在の道路法が定められ、道路元標は役割を終えています。
所在地 : 山武市富口
指定日 : 1985年7月29日