東京エリアにおける冬季の電力需給については、安定供給に最低限必要な予備率を確保しており、現状、国からの節電要請はありません。
一方で、発電所のトラブル等によっては厳しい状況となる可能性があり、また、国際情勢が燃料や電力・ガスの安定供給に与える影響については、予断を許さない状況であることから、2050年カーボンニュートラル実現やエネルギーコスト上昇に強い経済・社会の構築の観点から、各主体における省エネルギーへの取組は引き続き重要なものとなっております。
それぞれのご家庭や事業者の皆様におかれましては、無理のない範囲での省エネ・節電の取組にご協力をお願いします。
省エネメニュー(作成:経済産業省)
ご家庭向けの省エネメニュー
省エネは「ガマン」ではなく「エネルギーの効率的利用」
寒い冬は、暖房の使用が増えるため、冬の省エネルギーでは、まず暖房から着手すると効果的です。
給湯でもエネルギーの使用が増える傾向にありますので、お湯の出しっぱなしに気をつけることで、無駄なエネルギー消費量を抑えることができます。
【家庭でできる節電の取組み例】
・照 明:不要な照明は消す。 【省エネ効果 約4%】
リビングや寝室の照明の明るさを下げる。 【省エネ効果 約1%】
・暖 房:こたつや電気カーペットの設定温度は高すぎないようにする。暖房は必要な時にだけつける。
・重ね着をするなどして、無理のない範囲で室内温度を下げる。 【省エネ効果 約2%】
・窓には厚手のカーテンを掛ける。 【省エネ効果 約0.7%】
・目詰まりしたフィルターを清掃する。 【省エネ効果 約0.7%】
・冷 蔵 庫:冷蔵庫の冷やしすぎを避け(強→中)、扉を開ける時間を減らし、食品を詰め込みすぎないにする。
【省エネ効果 約1%】※食品の痛みにご注意ください。
・テレビ・PC等:省エネモードに設定し、画面の輝度を下げる。見ていないときは消す。 【省エネ効果 約4%】
・給 湯:入浴は間隔を空けずに入る。 【省エネ効果 約5.6%】
お湯の出し過ぎに注意し、シャワー時間を短くする。 【省エネ効果 約1.9%】
・調 理:コンロの炎は鍋底からはみ出さないように、火力を調整する。 【省エネ効果 約0.3%】
お皿を洗うときのお湯の温度を下げる。 【省エネ効果 約0.6%】
★省エネメニューの詳細は、次のファイルを確認してください。
冬季の省エネリーフレット(家庭向け) [PDF形式/706.82KB]
冬季の省エネメニュー(家庭向け) [PDF形式/1.76MB]
事業者向けの省エネメニュー
事業所等で取り組むことのできる主な省エネメニューの一部を以下に例示しております。経済活動に支障のない範囲において省エネ・節電へのご協力をお願いします。
全オフィスで消費電力の1%を節電すると、毎日家庭約12万世帯が消費する電力と同程度のエネルギーが削減できます。
★省エネメニューの詳細は、次のファイルを確認してください。
冬季の省エネリーフレット(オフィス向け) [PDF形式/678.21KB]
冬季の省エネメニュー(事業者向け) [PDF形式/1.99MB]