ポリファーマシー(多剤服用)について

ポリファーマシーとは

ポリファーマシーとは、複数を意味する「ポリ」、調剤を意味する「ファーマーシー」を合わせた言葉で、多剤服用等と訳されますが、これは単に服用する薬剤が多いことではありません。必要以上の薬や不要な薬を服用することで、副作用を起こしたり、きちんと薬が飲めなくなったりしている状態をいいます。

  • 複数の医療機関や診療科の受診等により、それぞれの処方薬を把握していないことで、薬の種類が増えたり、薬効の重複した薬が処方されていることがあります。
  • 加齢や体調の変化によって、副作用が起こりやすくなることがあります。

ポリファーマシーを予防・解消するために

ポリファーマシーを予防・解消するには、ただ処方する薬の数や量を減らせばいいというわけではありません。薬を処方する医師、調剤を行う薬剤師をはじめとした医療にかかわるそれぞれの専門家と情報を共有することが必要です。

  • 気軽に相談できるかかりつけ医と薬局を持ちましょう。
  • 医療機関等に受診する際には、お薬手帳を忘れず持参しましょう。お薬手帳は病院や薬局ごとに分けずに1冊にまとめておきましょう。
  • 処方の際は、使っている薬は全部伝えましょう。健康食品やサプリメントも伝えましょう。
  • 薬を飲んでいて気になる症状(ふらつき、めまいなど)があった場合には、必ず医師や薬剤師に相談しましょう。

※下記の厚生労働省のホームページに、ポリファーマシーに対して関心を持っていただくためのリーフレット「あなたのくすり いくつ飲んでますか?」(出典:厚生労働省)が掲載されていますので、ぜひご覧ください。

●ポリファーマシーに対する啓発資材の活用について(厚生労働省ホームページ)

 

 

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  • 【ID】P-3014
  • 【更新日】2023年11月29日
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