第75回 社会を明るくする運動
~犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ~
第75回“社会を明るくする運動”のキャッチフレーズは、「Time with Hope―進む、希望とともに。」です。
”社会を明るくする運動”とは?
法務省が主唱する、すべての国民が、犯罪や非行の防止と、罪を犯した人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪や非行のない明るい社会を築こうとする全国的な運動です。
行動目標
第75回の”社会を明るくする運動”の行動目標は、
1.犯罪や非行を防止し、新たな被害者も加害者も生まない安全で安心して暮らすことのできる明るい地域社会を築くこと
2.犯罪や非行をした人が再び犯罪や非行をしないように、その立ち直りを支えること
です。これは、本運動で取り組むべき具体的な行動目標を設定し、その達成に寄与する活動を各地域の実情に応じて企画・実施することにより、広く地域住民の参加を促すものです。
重点事項
第75回の重点事項は、「急速に変化する社会の中で、孤独・孤立や生きづらさを抱えながらも、過去の過ちから立ち直ろうとする人を再び地域に受け入れることにより、多様な背景を持つ人と人が緩やかに繋がりつつ、ともに支えあう包摂的な地域社会を実現できるよう取り組むこと」です。
1.誰もが抱えうる問題が犯罪や非行の要因となりうることや、人は変われるということを信じて寄り添い続ける更生保護の活動を広く周知し、理解を深めてもらうこと。
2.犯罪や非行の防止や犯罪や非行をした人の立ち直りを支えるため、多くの人に様々な方法で協力者として参加してもらうこと。
3.更生保護ボランティアの活動の充実を図り、なり手を増やすこと。
4.民間協力者と地方自治体・国との連携を強化し、必要な支援を受けやすくするためのネットワークをつくること。
5.犯罪や非行を防止し、若い人の健やかな成長を期すること。
が重点事項となっています。
幸福(しあわせ)の黄色い羽根
この「黄色い羽根」は、長崎地区保護司会が考案したもので、第61回の本運動からシンボルマークとし、全国で活用していくこととなりました。
第65回の運動から「幸福(しあわせ)の黄色い羽根」と名付け、より一層の普及を図っています。
7月は”社会を明るくする運動”の強調月間です
毎年7月は”社会を明るくする運動”の強調月間で、全国の市町村で様々な活動が展開されています。
山武市においても、市長を推進委員長に、警察署を始め、保護司会、更生保護女性会、民生委員児童委員協議会、教育関係者等、関係機関・団体の代表者・関係者の皆様に委員となっていただき、ご協力いただいております。
皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
主な活動
・市内公共施設での広報活動
・市内公共施設及び商業施設での街頭啓発活動
関連リンク
法務省”社会を明るくする運動”ホームページ(別ウインドウで開く)