消費者情報
悪質業者は高齢者を狙っています。
高齢者の方を悪質業者から守ろう!
悪質業者は、昼間は話し相手や相談相手がいない、健康面や経済面が不安だ、周囲に心配を掛けたくないなどという高齢者の気持ちに付け込んできます。
このような高齢者の方を狙って、次々と「カモ」にする悪質業者もいます。
一度契約すると、次々関連商品を売りつけられ、周囲へ相談しようか迷っている間に、被害が拡大してしまう事になりがちです。
被害を拡大させないためにも、高齢者の方と日常的に接している身近な方々が、まず変化に気づき、早めに対応することが重要となります。
高齢者の方の変化に気づいたら、ひとこと声をかけ、消費生活相談をご利用ください。
また、訪問販売業者が来たら、まず訪問の目的を確かめ、必要の無いものを勧められたらきっぱり断るようアドバイスしてください。
1.だまされたことに気づきにくい
「私はだまされたことがない」と言う方も、話をしていくと高額な契約をさせられている場合があります。
悪質業者は優しい言葉で近寄ってきて、高齢者の方の話し相手になってくれます。また、親しくなった若い販売員を慕って契約するケースもあります。疑うことを知らない高齢者は、まさか自分がだまされているとは思わないのです。
2.被害にあっても誰にも相談しない
被害にあったと自覚している方でも、誰にも相談しない場合が少なくありません。被害にあったことを恥ずかしく思い、迷惑をかけたくない、だまされた自分が悪いと自分を責める方もいます。また、悪質業者の中には、巧みなセールストークで不安をあおったり、「誰にも言ってはいけない」と口止めするケースもあります。