子どもを車内に置き去りにすることは児童虐待(ネグレクト)にあたります! 真夏の車内の熱中症指数は、エアコンを停止してから10分後には 「厳重警戒」レベル、約15分後には「危険」レベルに達します。 「真夏の車内温度(JAFユーザーテスト抜粋)」 特に乳幼児は体温調節機能が未発達で、高温下では短時間で体温が上昇し、 死に至ることがあります。 エアコンを作動させている場合でも、誤操作で車が動いたり、燃料切れで エンジンが止まってしまう可能性があります。 「寝ているから」などの理由で、車内に子どもを残すのは大変危険です。 たとえ短い時間であっても、子どもだけを車内に放置することは絶対にしないでください。 また、そのような状況を発見された場合には、警察や児童相談所へ 通報してください。 児童相談所虐待対応ダイヤル 189(いちはやく) ※24時間受付 児童相談所虐待対応ダイヤル189(いちはやく)の3桁の番号に電話をかけると、管轄する児童相談所につながります。(一部のIP電話からはつながりません。通話料は無料です。) 「子どもの車内放置撲滅」緊急メッセージについて 令和4年8月10日に千葉県知事と千葉県警察本部長との連名により、以下のとおり「子どもの車内放置撲滅」緊急メッセージが発出されました。 緊急メッセージ全文 [PDF形式/46.53KB] 以下は緊急メッセージ本文のみ掲載しています。 千葉県民の皆様へ 夏の暑い時期を迎えると、全国では毎年のように駐車場などで車内に放置された子どもが熱中症で亡くなるという、たいへん痛ましい事件が起きています。残念ながら千葉県でも、昨年、1人が尊い命を落とされましたが、その後も車内から子どもを救出する事案が複数発生しています。 エアコンが作動していない車内の温度は、比較的涼しいと思われる日であっても日中の気温上昇とともに急上昇し、窓を少し開ける程度では車内温度の上昇を防ぐことはできず、特に夏の暑い時期は、その危険性が高まります。 子どもは体温調節が未熟なこともあり、このような車内では短時間でも熱中症になり命を失う危険性があります。「眠っているから」「少しだけ」などと子どもを車内に乗せたまま、その場を離れることは大変危険です。 また、エアコンを作動させている場合でも、誤作動で車が動いたり、燃料切れでエンジンが止まってしまう可能性があります。 県民の皆さん 「子どもを車内に置き去りにすることは、児童虐待(ネグレクト)にあたります!」 自分で身を守ることができない子どもを守るのは大人の役割です。 決して子どもを車内に放置しないでください。 もし、そのような車を見かけたら躊躇なく警察等への通報をお願いします。 皆さんの目で、子どもを車内放置の被害から守りましょう。 関連リンク 千葉県「子どもの車内放置撲滅」緊急メッセージについて 厚生労働省 パンフレット(PDF:1,224.8KB) 真夏の車内温度(JAFユーザーテスト)