昨日(8日)23時15分頃、東北沖を震源とするMw7.4の地震が発生し、これに伴い本日(9日)2時00分に「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が発表されました。
「北海道・三陸沖後発地震注意情報」の発表は、日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震の想定震源域等で、Mw7.0以上の地震が発生した場合に気象庁から発表される情報をいいます。山武市は「日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震防災対策推進地域」に指定されていることから後発地震への注意が必要です。
このことにより、同一地域や周辺で大規模な地震の発生が、平時に比べ相対的に高まっている(Mw8.0級以上の地震が、今後1週間以内に発生する可能性は1%程度)というもので、必ずしも一定期間に地震が発生するというものではありません。
今後は、通常の生活をしながら1週間程度巨大地震に備える必要があります。
具体的には、家具の固定や安全な避難場所・避難経路の確認などの「日頃から行っている地震への備え」の再確認に加え、すぐに逃げられる服装(冬の避難に合わせ防寒着やカイロ)の準備、非常持出品の常時携帯など、「揺れを感じたり津波警報等が発表されたりした場合に、直ちに避難できる態勢」をとってください。災害に備えて物資を準備することは非常に重要なことですが、その一方で必要以上の買い占めや備蓄は必要な方のところに物資が届かなくなる原因ともなるので、必要なものを必要なだけ備蓄することに努めてください。
また、各種SNS等は情報収集手段や安否確認手段として非常に便利なツールですが、これまでの災害でも誤情報や偽の情報の発信源ともなっているとの指摘もあることから、情報の真偽には注意をしてください。
関連リンク
北海道・三陸沖後発地震注意情報について【気象庁】
https://www.jma.go.jp/jma/press/2512/09b/nceq202512090200.html