外国人児童生徒等に対する支援事業
山武市では外国人児童生徒数が急増しており、各学校での指導が困難となっています。また、日本語がわからないことにより、学習の遅れ、文化・社会への適応困難、不登校へのリスクなどが懸念されます。
そのような現状を受け、外国人児童生徒に対して、日本語の初期指導や学校への適応支援などを行っています。
また、より手厚い支援をするため、次のことも実施しています。
- 外国人児童生徒等の学習や生活面での情報共有や日本語指導方法について協議を行う運営協議会を実施(月1回)
- 山武市共通の日本語初期・中級シラバス(授業計画)を作成
- 支援員による、夏休みの日本語学習サポートを実施
- 大学と連携協定を締結し、日本語指導者・支援員への指導力向上研修や学生による日本語支援などを実施
取り組みの様子
日本語学習支援の様子 大学生による日本語支援の様子
成果
- 月1回、情報共有をすることで、個別の児童生徒についての指導・支援の向上につなげることができた。
- 母語が分かる支援員を配置することで、電話や面談の通訳、手紙の翻訳等ができ、学校や担任との正確な意思疎通が図られている。
- 母語による家庭支援を行うことにより、児童生徒や保護者の不安を軽減することができた。