当群落は大正9年に「成東食肉植物産地」という名称で国の天然記念物に指定され、昭和53年に現在の名称に改名されました。成東駅から南東約2キロメートル、作田川に沿う湿地帯となっています。
現在食虫植物7種が確認され、地上の葉の腺毛で虫を捕えるモウセンゴケ、コモウセンゴケ、イシモチソウ、シロバナナガバノイシモチソウや地中の捕虫嚢で虫を捕らえるミミカキグサ、ムラサキミミカキグサ、ホザキノミミカキグサ、水中部分に捕虫嚢をつけ微生物を捕らえるイヌタヌキモ(絶滅後復元)となっています。
この群生地には、食虫植物の他、ノハナショウブ、コバギボウシなど450種類を超える湿原植物も自生しています。
所在地 : 山武市島、東金市上武射田
指定日 : 1920年7月17日
位置
九十九里平野のほぼ中央、山武市島と東金市上武射田にまたがって広がっています。
交通
電車:JR総武本線成東駅よりバス5分殿台バス停で下車、徒歩20分
車:千葉東金有料道路・山武成東ICより約15分
管理棟所在地
山武市島464-8
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成東・東金食虫植物群落を守る会(新しいウインドウで開きます)