情報教育の推進(学校ICT)
教育振興基本計画における学校教育分野の重点施策として、情報教育の推進に取り組み、「主体的・対話的で深い学び」につながる運用方法や利活用の促進について検討を重ねています。
また、教員の負担を軽くし、子どもたちと接する時間を増やすことができるよう、校務の電子化に積極的に取り組んでいます。
ICT機器の導入・活用
すべての児童・生徒に一人一台の情報端末(タブレット端末)を整備し、学習支援ソフト、デジタル教科書を導入しました。また、高速通信ネットワーク環境や、書画カメラ、電子黒板機能付きプロジェクタ、ICTカート、デジタルハイビジョンカメラなどの機器も整備しています。更なる情報教育推進のため、全学校において、電子黒板の整備をすすめています。
一人一台、情報端末を整備したことにより、子供たちの興味関心を高めることや、多くの子供たちの意見を取り入れることができ、「主体的・対話的で深い学び」につながっています。また、ドリルアプリや英会話アプリを活用することで、自分のペースで学習を進めることができています。
一人一台の情報端末(タブレット端末)
書画カメラ
電子黒板機能付きプロジェクタ
電子黒板
電子黒板
校務の電子化(業務改善)
- 校務支援システムの導入
近隣市町に先駆け平成26年度から統合型の校務支援システムを導入し、校務事務が効率よく進められるようになりました。教員の負担が軽減し、業務改善につながっています。また、リモートアクセス機能によって出先などからもクラウドサーバにアクセスできるため、USBメモリ等での情報持ち出しによる情報流出のリスクも抑えることができています。
- 連絡網システムの導入
学校に特化した連絡網システムを導入し、保護者様との円滑なやりとりが可能となりました。導入以前は紙で配布していた手紙やチラシ、アンケート調査などもタイムラグなく、確実に保護者様に情報提供できています。また、欠席・遅刻などの連絡についても、連絡網システムで確認ができるため、教員の業務負担の軽減につながっています。
ICT支援員の派遣
ICT機器のトラブル対応、機器の準備(設置、設定)、授業中の機器操作支援、児童生徒への機器操作指導など、機器の利活用を促進し、また、校務支援システムの活用を勧めるための支援体制として、ICT支援員の派遣を実施しています。また、ICT支援員は1人が複数校を回っているため、他校での活用事例紹介など情報共有にも役立っています。