文化財・歴史

結界石

結界石

 「結界」とは教団の僧尼の秩序を維持するため、ある一定の区域を限ることであり、寺院の門前に標語を刻記してある石柱を結界石といい、禅宗の寺院に多く見られる。本結界石の高さは1メートル5センチあり、年代は不詳であるが江戸時代の造立であると推定される。

【陰刻銘文】
不許葷酒入門内
[葷酒、門内ニ入ルヲ許サズ
=くさい野菜は不浄なため、酒は浄念をみだすため、ともに清浄な境地である寺門内に入ることを許さぬということ。(広辞苑)] 

所在地 : 山武市松ケ谷
指定日 : 1985年7月29日

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