文化財・歴史

板碑

板碑は、13世紀初頭から16世紀末にかけて、ほぼ全国的に造立された石の塔婆の一種です。板碑という名は、板状をした碑という形態上の特徴によって名づけられたものです。
板碑は、本来亡くなった人の供養のために造られたものですが、なかには、「逆修」といって、生前に自分自身の菩提を弔い、来世の安楽を願うものや、現世の幸福や利益を求めて造立されたものもあります。
 関東地方の板碑は、大別して武蔵板碑と下総板碑に区別されますが、ここに掲げる板碑は、100センチメートル以下の比較的小さな武蔵板碑に属し、材質は秩父緑泥片岩(青石)です。

虚空蔵山(こくぞうやま)板碑

虚空蔵山(こくぞうやま)板碑 詳細
場所 松尾町古和・虚空蔵山
年代 応安6年(1373年)
法量 48
備考 (銘文)応安6年
指定日 1980年12月11日

 

妙見社板碑

妙見社板碑 詳細
場所 松尾町小川・妙見社跡
年代 貞和2年(1346年)
法量 100
備考 (銘文)貞和2年10月 日
指定日 1983年1月28日

 

上大蔵板碑

上大蔵板碑 詳細
場所 松尾町上大蔵・民家裏山
年代 正和3年(1314年)
法量 100
備考 (銘文)正和3年10月 日
指定日 1983年1月28日

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