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文化財・歴史

不動院長勝寺本堂(浪切不動院)

不動院長勝寺本堂

 成東下町の標高30メートルの小丘「石塚山」(石塚の森)の中腹の岩石上に、成東山不動院長勝寺本堂が建てられています。
 入母屋造りの瓦葺き、間口三間、奥行四間、欄干・回廊をめぐらせた、朱塗りの懸崖造りのお堂です。昭和49年の修復工事によって、石積みの基壇が作られ、その上に、本堂内陣まで通し柱2本を通しています。お堂は計26本の柱によって支えられています。

 寺伝の縁起書によれば、不動尊本尊の由来は、天平年間に行基菩薩を造作したところのものと伝えられていますが、当本堂の創建年代は不明とされています。改修に当たって発見された当院棟札に元和4年(1618年)と記されていたと伝えられており、現在の本堂の建立時期は、少なくとも江戸時代初期にまで遡る建造物と考えられます。

 その後元禄13年(1700年)結城藩領になってからの元禄年間(から1703年)と、明和3年(1766年)と本堂の改修が行われました。
 明治以降になってからは、明治45年(1912年)、昭和30年(1955年)と本堂の改修が行われ、同49年(1974年)には基礎石積工事が完成しました。

 山武市では数少ない江戸期の木造建築物です。

所在地 : 山武市成東
指定日 : 1976年7月30日

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