文化財・歴史

歌人伊藤左千夫の生家

歌人伊藤左千夫の生家01

 伊藤左千夫は元治元年(1864年)に、殿台村(現山武市殿台)で生まれ、上京して牧場を開き、その後正岡子規の門下となりました。子規の没後は歌壇の主流であるアララギ派の中心人物として活躍、彼の門流から島木赤彦、齋藤茂吉、土屋文明、古泉千樫など優れた歌人たちを輩出しました。

 生家は、約230年前の江戸時代中期の建築と考えられます。茅葺屋根の中級農家の作りとなっています。

歌人伊藤左千夫の生家02 なお、生家脇の茶室は明治43年、山武出身の蕨真から贈られた用材により建てられたもので、当時、東京本所茅場町の居宅の傍にあり、「唯真閣」と呼ばれ晩年まで愛着をもっていたものを、昭和16年に現在地に移築したものです。

所在地 : 山武市殿台
指定日 : 1950年11月3日

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは歴史民俗資料館です。

資料館 〒289-1324 千葉県山武市殿台343番地2

電話番号:0475-82-2842 ファックス番号:0475-82-2842

メールでのお問い合わせはこちら

アンケート

山武市ホームページをより良いサイトにするために、皆さまのご意見・ご感想をお聞かせください。
なお、この欄からのご意見・ご感想には返信できませんのでご了承ください。

Q.このページはお役に立ちましたか?
スマートフォン用ページで見る