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市長メッセージ

新型コロナウイルスに関する市長メッセージ(令和2年3月23日)

 新型コロナウイルス感染症に関する報道等が連日なされていますが、ご案内のとおり一向に収まる状況になく、むしろ世界各国において拡散している状況です。

 このような状況のため、市民の皆さまには、より一層のご不安とご心配をされていることと思います。

 幸いにも本市では、市民の皆さまのご理解とご協力により、市民の方で陽性となった方はおりません。

 しかしながら、現下の状況から、市の新型コロナウイルス感染症対策本部において、政府からの要請など総合的に判断し、引き続きイベントの中止や延期、市民が多く集う公民館等(図書館・公民館・元気館・交流センター等)の施設を4月12日(日)まで休館することといたしました。

 これは、集団的感染者(クラスター)や、爆発的患者急増(オーバーシュート)を抑制し、命を守るためです。何卒ご理解をお願いいたします。

 ただし、屋外の施設となる運動公園や野球場などは、一定の条件(集団行動をとらないなど)の下、4月1日(水)から利用いただけるようにします。

 一方、学校関係につきましては、児童生徒の感染予防を第一に考え、3月2日(月)から春休み期間が終了するまでの間、休校としておりましたが、文部科学省の基準などに基づいて、新学期からは学校を再開する予定です。

 放課後児童クラブ及びこども園、幼稚園、保育所も、当面の間、通常通り開園しております。

 

 新型コロナウイルス感染症の予防としては、こまめな手洗いの励行、咳エチケットが効果的と言われています。そして、『(1)換気の悪い密閉空間、(2)大勢の人が集まる密集場所、(3)間近で会話や発声をする密接場面』の3つの条件が重なると集団発生のリスクが高くなると言われますので、3つの条件が同時に重なるような場所を避ける行動をお願いします。

 市民の皆さまには、引き続きご心配やご不便をおかけいたしますが、ご理解いただき、日常生活における感染予防にご協力くださいますようお願いいたします。

 

令和2年3月23日  山武市長 松下浩明

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