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　「持続可能なまちづくりを目指して」

　野山の若葉がまぶしく照り映える頃となりました。市民の皆様におかれましては健やかにお過ごしのこととお喜び申し上げます。
　このたびの市長選挙におきまして、市民の皆様からのご信任を賜り、山武市長として2期目の重責を担わせていただくこととなりました。
　引き続き、持続可能な発展を目指した山武市のかじ取り役をお任せいただく、その責任の重さに身の引き締まる思いでございます。

　市長就任以来、これまで山武市の将来展望を見据え、「子育て支援」、「教育・文化・スポーツの充実」、「防災・防犯・安全対策」、「インフラ、住環境対策」、「産業・観光の振興」、「人口減対策」、「福祉・医療・高齢者と障がい者支援の充実」、「行財政改革」、これら8つの政策提言を掲げて市政運営にあたってまいりました。
　とりわけ、日本全体の少子高齢化が進展する中で、本市が更に発展するために必要な方策として、全ての取り組みを人口減少・少子高齢化対策に繋げるものとして展開してまいりました。
　また、台風や風水害などの大規模な自然災害への対応、新型コロナウイルス感染症対策など、これまでに直面したことのない困難な課題に対し、市民の命と暮らしを守ることを最優先に取り組みを進めてきたところです。

　目下の最重要課題である新型コロナウイルス感染症は、次々と変異株への起き変わりが進み、その収束がいまだ見通せず、市民生活に影響を及ぼしております。皆様が一日も早く、安心して生活できる日常を取り戻すために、引き続き、感染拡大防止対策や経済対策など、必要な方策を実施してまいります。

　そして、私はこのたびの選挙において、これからの4年間で取り組むべき重要な、次の14の施策について市民の皆様にお約束をいたしました。

・新型コロナウイルス感染症対策

・成東駅北側の道路整備の事業化と交通結節点としての機能強化

・蓮沼海浜公園の再整備の促進

・ゼロカーボン施策の推進

・再生可能エネルギー導入促進補助金の拡充

・公共交通の更なる充実

・教育施設の充実

・防災拠点の再整備（防災公園の整備）

・大学や関係団体と連携した健康づくり対策の推進

・さんむ医療センターの早期完成

・企業誘致の促進及び中小企業の更なる振興

・未来を見据えた農業構想づくり

・計画的な森林整備及びサンブスギのブランド化

・行財政改革の抜本的な見直し

　2期目を迎えた現在、本市の市政運営の基本となる山武市第2次総合計画の総仕上げの時期であり、続く第3次総合計画の策定を進めているところです。継続性が重要であるまちづくりにおいて、これまで進めてきた各施策をさらに深化・充実させるとともに、今後取り組むべき施策について、市民の皆様とまちづくりの思いを共有しながら実行し、誰一人取り残さない地域社会の実現に向け、全力を傾注する決意であります。

　今後とも市政に対する市民の皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げ、就任のあいさつといたします。

 

令和4年4月

• 2019年12月24日
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