母子の健康・医療

令和4年度予防接種事業

予防接種

お母さんが赤ちゃんにプレゼントした病気に対する抵抗力(免疫)は、百日せきでは生後3か月までに、麻しん(はしか)では生後12か月までにほとんど自然に失われていきます。そのため、この時期を過ぎると、赤ちゃん自身で免疫をつくって病気を予防する必要があります。その助けとなるのが予防接種です。

子どもは発育と共に外出の機会が多くなり、感染症にかかる可能性も高くなります。予防接種に対する正しい理解の下で、お子様の健康にお役立てください。

・マンガで学ぶ予防接種

                         予防接種

 接種方法

市ではすべて「個別接種」で実施しております。かかりつけ医師を決め、予約をして、接種漏れのないように受けましょう。個別予防接種は、山武市契約医療機関及び千葉県内定期予防接種相互乗り入れ協力医療機関で受けられます。
「予診票」と「予防接種と子どもの健康」は、出生届の際に市民課あるいは各出張所窓口でお渡ししています。転入された方は、山武市の予診票をお渡ししますので、母子健康手帳を持参し、健康支援課母子保健係(成東保健福祉センター)までお越しください。
「予診票」は、山武市契約医療機関や各出張所、成東保健福祉センターにも置いてあります。

 

 予防接種の種類と時期

 

定期予防接種(小児の予防接種) 
対象疾病 標準接種年齢 対象年齢 接種回数 備考
ロタウイルス 生後2か月から ロタリックス(1価)
生後6週から24週
2回 経口接種
27日以上あけて
腸重積症の発生頻度は、乳児期後期に高くなることから、1回目の接種を生後14週6日までに行いましょう。
ロタテック(5価)
生後6週から32週
3回 経口接種
27日以上あけて

Hib
(ヒブ)
感染症

【初回接種】
生後2か月から7か月未満

【追加接種】
初回接種終了後7か月から13か月までの間隔をおく
生後
2か月以上
5歳未満

【初回】
27日以上の間隔をおいて3回接種
※2回目、3回目は1歳までに接種

【追加】
初回3回目の接種後7か月以上あけて1回接種

〈生後7か月から1歳未満までに開始した場合〉
【初回】27日以上の間隔をおいて2回接種
※2回目は1歳までに接種
【追加】初回2回目接種後7か月以上あけて1回の接種で終了

〈1歳以上5歳未満で開始した場合〉
1回の接種で終了
小児の肺炎球菌感染症 【初回接種】
生後2か月から
7か月未満

【追加接種】
生後12か月から15か月に至るまで
生後
2か月以上
5歳未満

【初回】
27日以上の間隔をおいて3回接種
※2回目は1歳まで、3回目は2歳までに接種

【追加】
初回3回目の接種後60日以上の間隔をおいて1歳以上で1回接種

〈生後7か月から2歳未満までに開始した場合〉
【初回】27日以上の間隔をおいて2回接種
※2回目は2歳までに接種
【追加】初回2回目接種後60日以上あけて、1歳以上で1回接種

〈1歳以上2歳未満で開始した場合〉
60日以上の間隔で2回接種終了

〈2歳以上5歳未満で開始した場合〉
1回の接種で終了
B型肝炎 生後2か月から
9か月に至るまで
生後2か月以上1歳未満 27日以上の間隔で2回接種
1回目から139日(20週)以上の間隔で3回目
●定期接種の対象者は、母子感染予防事業の対象となる新生児以外の1歳未満の小児です。
四種混合
(ジフテリア
百日せき
破傷風
ポリオ)
【1期初回】
生後3か月以上
1歳未満

【1期追加】
初回3回目接種後1年から1年6か月の間隔
生後3か月以上
7歳6か月未満
【1期初回】
20日から56日までの間隔で3回接種

【1期追加】
1期初回3回目接種後、1年以上1年6か月の間隔で1回接種
●ジフテリア・破傷風・百日咳・急性灰白髄炎のいずれかにかかった場合でも混合ワクチンの接種が可能です。
●生後3か月を過ぎたらできるだけ早く接種しましょう。
BCG
(結核)
生後5か月以上
8か月未満
生後1歳未満 1回接種 接種後10日以内に、接種部位が赤くはれた・膿をもった場合は結核感染の可能性が疑われますので、医療機関の受診をお願いいたします。
MR
(麻しん
風しん混合)

【1期】
1歳以上2歳未満

【2期】
就学前年度
(平成28年4月2日から
  平成29年4月1日生まれの方

【1期】
1回接種

【2期】
1回接種

●麻しんまたは風しんのいずれかにかかった場合でも混合ワクチンの接種が可能です。
●1歳を過ぎたらできるだけ早く接種しましょう。
●2期の接種は令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間となります。
水痘
(水ぼうそう)
1歳以上3歳未満 【1回目】
1歳以上1歳3か月未満で1回接種
【2回目】
1回目接種後、6か月以上1年までに1回接種
既にに水痘にかかったことのあるお子様は対象外です。
日本脳炎

【1期初回】
3歳

【1期追加】
4歳

生後
6か月から7歳6か月に至るまでの間
【1期初回】
6日以上(標準的には28日まで)の間隔をおいて2回接種
【1期追加】
1期初回2回目接種後、6か月以上(標準的にはおおむね1年)の間隔をおいて1回接種
千葉県では、早めの接種を勧めています。

 

定期予防接種(児童の予防接種)
対象疾病 標準接種年齢 対象年齢 接種回数 備考
日本脳炎 【2期】
小学4年生
9歳以上
13歳未満
1回接種 H19年4月1日以前生まれ(特例対象者)の方は、20歳まで接種可能です。
H19年4月2日~H21年10月1日生まれ(特例対象者)の方は、13歳までに1期不足分の接種が可能な場合もあります。
二種混合 【2期】
小学6年生
11歳以上
13歳未満
1回接種 ●三種混合の追加接種です
子宮頸がん 中学1年生女子

小学6年~
高校1年生

[キャッチアップ接種対象者]
●平成9年4月2日から平成18年4月1日生まれの女子で接種期間は令和4年4月~令和7年3月までの3年間です。

3回接種
サーバリックス・ガーダシルの2種類(接種間隔に違いあり)

R4年4月から積極的勧奨が再開されました。接種に当たっては、ワクチンの有効性と副反応をよく理解した上で受けるかどうかご判断ください。

 

 

  予防接種の接種間隔 (令和2年10月1日から変わりました)

注射生ワクチンの予防接種をしてから、他の種類の注射生ワクチンを接種をする場合は、27日以上あけてください。

なお、同じ種類のワクチンを複数回数接種する場合は、それぞれのワクチンに定められた接種間隔を守ってください。

接種間隔 変更後

 

 予防接種を受ける時の注意

・予防接種は体調のよい時に受けてください。

・「予防接種と子どもの健康」等の説明文をよく読み、受ける予防接種について、必要性・効果・副反応などを理解して受けましょう。わからないことがあれば、質問をメモし、接種前に医師に確認しましょう。

・接種の際は母子健康手帳と予診票をご持参ください。

・予診票の記載漏れ等が無いか確認してください。

・接種後、しばらく様子を見る時間(30分程)が必要です。時間に余裕をもって接種を受けるようにしましょう。

・接種後、接種部位の異常な反応や体調の変化があった場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。

注射

 接種場所

■山武市の予防接種はすべて山武市契約医療機関による個別接種で実施しています。

◎事前に山武市契約医療機関へご予約のうえ接種を受けてください。

◎接種の際には「山武市の予診票」と母子健康手帳をお持ちください。

■山武市外の千葉県内で接種を希望する場合は、千葉県内定期予防接種相互乗り入れ協力医療機関で接種が可能です。「山武市の予診票」を使用してください。

■千葉県外の医療機関で接種を希望されるときは、健康支援課母子保健係までご連絡ください。

希望医療機関が山武市と契約を行っていただける場合は山武市予診票のみで接種ができます。

希望医療機関が山武市と契約できない場合は、希望医療機関で接種費用をいったん全額支払っていただき、その後健康支援課窓口で自己負担分の請求手続きが必要となります。自己負担分の支払いは、市が定めた金額の範囲内で行うため、全額支払えない場合があります。

予防接種要注意者

心臓血管系疾患、腎臓、肝臓、血液及び発育障害など基礎疾患のある方、アレルギー症状を呈したことがある方、以前の予防接種で副反応等を呈した方、けいれんの既往や、免疫不全の診断がなされている方、近親者に免疫不全のある方などは、注意して予防接種を行う必要があります。千葉県こども病院(千葉県予防接種センター)で、相談や接種ができます。

長期療養を必要とする疾患にり患したお子さんの定期予防接種について

長期にわたり療養を必要とする病気にかかったこと等、特別な事情により対象期間内に定期の予防接種を受けることができなかった方で、一定の要件を満たす場合に限り、定期の接種対象期間を過ぎた場合でも定期接種として受けることができます。

詳しくはお問い合わせください。

予防接種センターについて

千葉県こども病院は、千葉県指定の予防接種センターです。

予防接種を行う上で注意が必要な方の予防接種の相談と実施、予防接種に関する知識や情報の提供等を行っています。

千葉県こども病院(千葉県予防接種センター)への相談は

電話043-292-2111【月・火・木・金 10時から16時】

予防接種後副反応と健康被害救済制度について

予防接種後副反応

予防接種のあと、まれに副反応が起こることがあります。また予防接種と同時に、ほかの感染症がたまたま重なって発症する「まぎれ込み反応」といわれるものもあります。予防接種後に、注射部位のひどい腫れ、高熱、ひきつけなどの症状があったら、医師の診察を受けてください。

健康被害救済制度

定期予防接種によって引き起こされた副反応により、医療機関での継続的な治療が必要な場合や、生活に支障のある障害を残すほどの健康被害が生じ、その健康被害がワクチン接種によるものと国の審査会を経て認定されたときは、予防接種法に基づく救済制度により給付が受けられます。

(関連リンク「予防接種健康被害救済制度」(厚生労働省)

(参考 リーフレット「ご存じですか?予防接種後健康被害救済制度」)

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは健康支援課 母子保健係です。

1階 〒289-1324 千葉県山武市殿台296番地

電話番号:0475-80-1172 ファックス番号:0475-82-2107(代)

メールでのお問い合わせはこちら

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