文化財・歴史

クマガイソウ

クマガイソウ クマガイソウは北海道、本州、四国、九州の他、中国大陸にも広く分布するラン科の植物です。
 和名の語源は、花の格好が平安時代末の武将である熊谷直実の背負った母衣(ほろ)になぞらえてクマガイソウ(熊谷草)と名付けられたと牧野富太郎博士は述べています。
 成東のクマガイソウの群生地は、広範囲におよび、3つの指定地の山林の合計は約55アールにおよびます。

 近年はススキをはじめハエドクソウ、ヤブタバコ、ナルコユリ、ドクダミ、サルトリイバラ等の繁茂による、環境変化でクマガイソウは絶滅の危機に瀕しましたが、所有者の環境整備により一部群生の回復が見られます。

所在地 : 山武市成東
指定日 : 1952年11月3日

※生育環境が荒らされる危険があることから、現在指定地は非公開としています。ご了承ください。

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