小松海岸の側にある民宿「ひらはま荘」。民宿をはじめて50年になる。海水浴。家族旅行。合宿。バーベキュー。多くのお客さんに親しまれて来た老舗の民宿だ。2011年。あの未曾有の災害に「ひらはま荘」も見舞われた。大きな揺れの後に発生した津波。大量の海水がすごい勢いでやって来て、あっという間に全てを飲み込んだ。一瞬の出来事に為す術もなく、残ったのは泥に埋もれた「ひらはま荘」だった。慣れ親しんだ景色が一変し、平濱さんは途方に暮れるしかなかった。そんな平濱さんの元に、たくさんの人が駆けつけた。中には「ひらはま荘」のお客さんの姿もあった。みなさんから励まされ、一緒に泥だらけになって片付けを手伝ってくれた。海水で重たくなった130枚もの畳を、120人で一斉に運び出した。そのエピソードを話す平濱さんは、笑顔で溢れていた。あれから15年。「ひらはま荘」の壁には海水の跡が今でも残っている。それは大人の肩ほどの高さで、民宿内を囲むように残っている。これは震災の爪痕ではなく、復興に駆けつけてくれたみなさんとの絆の証。なくしたものは多かったけれど、あの時のみなさんの励ましがあったから、今もこうして「ひらはま荘」があるんです。だから感謝しかないんです。壁に残った跡を見ながら、平濱さんは話してくれた。今ではこの地区の民宿は「ひらはま荘」一軒になった。これからもこの地で頑張っていくと言う平濱さんの言葉には、15年前の恩返しが込められているように、ボクには聞こえた。今日はこれから、大勢のツーリングのお客さんたちがバーベキューを楽しみにやって来る。眩しい初夏の日差しの下、平濱さんはバーベキューの準備で大忙しだ。 頑頑張張っってていいくくよよ趣のある佇まいはゆっくりくつろげ、リピーターのファンが多いそう。また、南国気分漂うコテージでは、本格BBQが楽しめる。07民宿 ひらはま荘千葉県山武市小松4162 TEL:0475-84-0134MAIL:info@hirahamaso.comURL:hirahamaso.comああれれかからら1515年年。。ここれれかかららももここのの地地でで
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