船の納屋の話やけに梁が多い構造を、大工さんに見てもらうと「船大工さんが作ったのかもしれませんよ」その言葉に、心が躍った。そう言えば、別の部屋の壁に使われている湾曲した木板も、船体の一部を使っているのかもしれない。想像がふくらんだ。九十九里の海を山武杉の船が行き交っている光景を想像するとますます、ロマンが広がった。漁師さんが使っていた築80年の納屋。あの日から、こうして納屋を見上げる時間が増えた。かつて山武杉が船に使われていたことを思い出し、10Pt.Pt.0505SM/06SM/06
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