山本農園のいつものおやつ白いとうもろこしの話山本農園さんの夏の看板商品といえば、白いとうもろこしだ。純白の粒が並んだとうもろこしは、糖度が高く生で食べても美味しい。ただ、白いとうもろこしはデリケートな代物で、誤って黄色いとうもろこしから受粉してしまうと、純白の中に黄色い粒が混ざってしまうことがあり、黄色いとうもろこしの影響を受けない栽培環境が必要となる。純白に仕上がっているかどうかは、出来上がったとうもろこしを見てみないとわからないので、毎年最初のとうもろこしは、祈る気持ちで皮を剥くのだそうだ。夏の猛暑の影響で出来栄えが心配されたが、今年も糖度の高い、甘くて白いとうもろこしが出来上がった。近隣保育園から、子供たちのおやつ用に白いとうもろこしの注文が入った。納品に保育園を訪れると、子供たちは初めて見る白いとうもろこしにびっくり。食べるとその甘さに「おいしい!」と大喜び。子どもたちの笑顔22×山武農家飯【03】
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