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柴原安房神社句額

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年3月1日

柴原安房神社句額 

 天保13年(1842年)、柴原村を中心とする松ケ谷・横地・早船・田越など、この地方の俳句愛好者が安房神社に奉納したものである。江戸時代後半から明治初期にかけて庶民文化としての俳諧の流行は広範なものがあったが各地の神社仏閣に奉納された句額もその一つの現れである。
 この句額は、タテ41センチメートル、ヨコ1メートル90センチの杉の一枚板に記されている。
 この頃(天保11年)建立された松ケ谷村勝覚寺の芭蕉句碑の建立に参加した俳人と共通する人も多く、松ケ谷・横地・早船など約15村40句が記されている。
 この奉納句の選者には小林霞雪(東金)・行木禹隣(求名)・平山山堂(早船)の3名が記されており、軸(最後の句)には山堂一之と記されている。この山堂一之とは早船村の平山善左衛門重郷(文久2年没)のことであり、この地方の俳諧連の指導者であった。

所在地 : 山武市柴原
指定日 : 2002年3月25日