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不動院長勝寺本堂(浪切不動堂)

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年3月1日

不動院長勝寺本堂(浪切不動堂) 

 成東下町の標高30メートルの小丘「石塚山」(石塚の森)の中腹の岩石上に、成東山不動院長勝寺本堂が建てられている。
 入母屋造りの瓦葺き、間口三間、奥行四間、欄干・回廊をめぐらした、朱塗りの懸崖造りの堂宇である。昭和49年の修復工事によって、石積みの基壇が作られ、その上に、本堂内陣まで貫通している通し柱2本を含めて、26本の柱によって支えられている。

 寺伝の縁起書によれば、不動尊本尊の由来は、天平年間に行基菩薩を造作したところのものと伝えられているが、当本堂の創建年代は不明である。改修に当たって発見された当院棟札に元和4年(1618年)と記されていたと伝えられており、現在の本堂の建立時期は、少なくとも江戸時代初期にまで遡る建造物と考えられる。

 その後元禄13年(1700年)結城藩領になってからの元禄年間(から1703年)と、明和3年(1766年)と本堂の改修が行われた。
 明治以降になってからは、明治45年(1912年)、昭和30年(1955年)と本堂の改修が行われ、同49年(1974年)には基礎石積工事が完成し、懸崖造りの維持保存に努めている。本市では数少ない江戸期の木造建築物ということができる。

所在地 : 山武市成東
指定日 : 1976年7月30日