石塚の森

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年3月1日

石塚の森 

 標高約30メートルの小丘上に発達したスダジイ林である。スダジイの平均樹高は7から15メートル、目通幹囲は1メートル以上のものも南斜面に密生している。
 北斜面にはアラカシやアカガシなどのカシ類が多く見られる一方、東斜面にはイロハカエデ、ムクノキ、エノキなどの落葉広葉樹が自生しており、樹種も豊富である。

 丘の中腹には、懸崖作りの成東山不動院長勝寺本堂(浪切不動堂)があるが、この本堂は、付近ではあまり見られない硬い岩石上に建っている。この岩石は、沖積世の縄文海進により、この丘が海岸線に面した時、石灰質の物質の浸透により固結した沖積世の凝灰質砂岩である。
 かつて、この岩石を成東石と呼び、庭石にも利用された。現在は1987年12月17日、千葉県東方沖地震により森の約半分が崩れ落ち、その姿は変貌した。

所在地 : 山武市成東
指定日 : 1975年3月28日