妙宣寺の仏像

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年4月24日

妙宣寺の釈迦如来坐像

山武市埴谷に所在する。当山は日蓮宗に属し、康安元年(1361年)埴谷城主                                                                                                埴谷備前守重義公(はにやびぜんのかみしげよし)の建立で、日英上人の開山      
である。   妙宣寺は日親のなべかむりが有名で応永14年(1407年)にこの地に生まれ、日 英上人に教えを受け、妙宣寺で出家し、現在の市川市の中山法華経寺に登り、京都などで活躍した人物である。
 やがて、21歳の時に、「立正治国論」を時の将軍足利義教に進言し、法華信仰をすすめたため、将軍の怒りにふれ拷問され、真っ赤な鍋を頭にかぶせられ、それに耐え、信念を貫いたことにより「鍋冠日親」と呼ばれるようになったとされる。
 仏像6躯は釈迦如来坐像(坐高43.5センチ)・多宝如来坐像(坐高42.7センチ)・ほか4菩薩像(上行菩薩坐像 28.5センチ、無辺行菩薩坐像 28.8センチ、浄行菩薩坐像 28.8センチ、安立行菩薩坐像 28.8センチ)で、昭和51年の修復による表面の金箔が新しく見えるが、仏像の衣や裳(もすそ)の先を台座より下部に垂らす姿が古式で、鎌倉時代室町時代の特徴とされ、14世紀後半に作成されたものと推定される。 
所在地 : 山武市埴谷1396
指定日 : 2009年9月17日
管理者 : 妙宣寺