末広神社の神楽

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年3月1日

末広神社の神楽 

 一般にどうかんさまの愛称で親しまれる末広神社は、明治6年、太田資美(おおたすけよし)の旧臣、名波信忠が、当時東京駒込の旧藩邸にあった社(やしろ)をこの地に移築したものです。
祭神は軻遇馳智命(かぐつちのみこと)、稲倉魂命(うがのみたまのみこと)と併せて太田道灌を合祀(ごうし)しています。神楽は明治14年以来、神楽講の人々によって連綿と受け継がれてきました。
この神楽の特徴は、東京都が無形文化財に指定している江戸里神楽の流れをくんでいることで、毎年7月26日の直後の土曜日に11座の神楽が奉納されています。

また、例祭には神事とともに、氏子連による手作り神輿の渡御(とぎょう)や市が立ちます。

奉納神楽


第一座「翁の舞」
翁は西より登場し、鈴と幣束を持って舞台の四方を浄める舞。
第二座「神子の舞」
神事に添え仕える神子が、鈴と幣束を持って舞台の四方を浄める舞。
第三座「岩戸大祈」
天照大神を岩戸から導き出す神話をもとにした舞。
第四座「河童釣り」
ひょっとこが河童を釣り上げ、争う様を演じる舞。
第五座「神代酒の番卒」
神主と二人の酒好きなひょっとこのひょうきんな舞。
第六座「宝剣守護」
ひょっとこが盗人に宝剣を奪われ、それを神主が取り返す舞。
第七座「狐の種蒔」
農作業の下産二人に狐が現れ種蒔きをしたら宝球を与えるとそそのかす舞。
第八座「狐の報仇」
昼寝中の狐に下童がいたずらをする。怒った狐が仕返しをする舞。
第九座「人身御供」
若い女に化けた岩見重太郎が現れた鬼達を退治する舞。
第十座「鈿女の分身」
子供を生むことのできない鈿女(石女)に子供ができた舞。
第十一座「鬼舞」
最後に舞う儀式で鬼が四方を清め餅をまき、天下太平の祈願をする舞。


所在地 : 山武市松尾町松尾
指定日 : 1996年4月15日