稲荷神社の神楽

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年3月1日

稲荷神社の神楽 

 口碑による稲荷神社の創建は、平城天皇の大同2年(807)と伝えられ、穀物の神、倉稲魂命(うがのみたまのみこと)を祭神として崇敬しています。
社殿はもとより、しし宮も立派だった稲荷神社は、明治30年、暴徒によって消失し、このとき神楽の奉納も途絶えましたが、やがて再建とともに復活しました。
しかし、昭和38から51年の間は再度中断。52年より現在と同様の12座が奉納されるようになりました。例祭は「初午祭」と呼ばれ、初午の日に五穀豊穣を祈願して神楽が行われていたものを、現在では3月の第2土曜日に奉納しています。
また、明治の初めごろまでは、勇壮な神輿の浜下り例祭が7年ごとに行われ、近郷近在の多くの参詣人で賑わっていました。

奉納神楽


第一座「翁の舞」
神主が大幣を捧げ持ち四方を浄める舞。
第二座「猿田彦の舞」
猿田彦が刀を振るいながら四隅を浄めていく舞。
第三座「三方荒神」
荒神様が棒を持ち、この棒で舞台をたたきながら祈願する舞。
第四座「田うないの舞」
農夫と女に化けた狐の争いを神様が助ける舞。
第五座「みこ舞」
頭に冠をつけ、緋の袴に白装束の姿で舞う二人のみこの舞。
第六座「種まき」
仕事着姿で田うないをしてから種をまく舞。
第七座「八幡の舞」
東に向かって謡をしながら矢を射り、適を払いのける勇壮な舞。
第八座「恵比寿の舞」
ひょっとこと恵比寿様が酒盛りをして釣りを楽しむ舞。
第九座「庭掃き」
神様の使いの庭掃きを、鬼がじゃまをし、これを神様が助ける舞。
第十座「三韓の舞」
神功皇后と竹内宿、及びひょっとこによるお産の舞。
第十一座「岩戸の舞」
天岩戸に関わる神話の舞。
第十二座「〆切り」
素戔鳴尊が八岐大蛇を退治する舞。


所在地 : 山武市松尾町本柏
指定日 : 1996年4月15日