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重圏文鏡(北野遺跡5号墳)

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年4月24日
重圏文鏡      
 小型の仿製鏡で鏡面はやや歪んで発見された。鏡面、鏡背面ともに錆化は発見当時進んでいた。材質は青銅製である。
 主文は重圏で紐は遺存する。文様の配列は、紐のまわりに2重の円圏がめぐり、内側が1.65センチ、外側が2.05センチ。内区は主文に3重の円圏がめぐり、その内側に櫛歯文帯を配する。径は内側が2.95センチ、内側3.2センチ、外側4.05センチを測る。外区は、平縁無文で内区と外区との境にはわずかな段をもつ。
 山武地域は前期古墳の空白地帯として認識されていたが、単発ではあるが古墳時代前期後半(4世紀後半)の島戸境1号墳(鏡4面)が発見され、該期の銅鏡発見の事例は北野5号墳で2例目となる。当地域の空白を埋める資料として極めて重要で、山武郡域や山武市の4世紀代の古墳の動向を探る貴重な資料と言える。

  
  所在地:生涯学習課

  指定日:2011年9月13日

発見場所森台古墳群(北野支群)重量21.7キログラム

年代

4世紀前期から中期内区厚1~1.5ミリ
素材青銅製(仿製鏡)外区厚2~2.5ミリ
文様重圏文紐径13.5ミリ
面径6.2センチ紐高5.5ミリ