合併浄化槽

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年3月1日

 私たちの日常生活で、1人が1日に使う水の量は約200リットルで浴槽1杯分にあたります(図1)。使った水の中にはよごれが含まれています。よごれは1日約40グラムで、原因は1位が台所、2位が水洗トイレ、3位が洗濯や風呂などです。(図2)

一日に使う水・一日に出すよごれ

 家庭から出るよごれた水をきれいに処理する装置が合併浄化槽です。汚れを約10分の1の4グラムにすることができます。下記の図は合併浄化槽の仕組みをわかりやすく表したものです。合併浄化槽の中にはいろんな種類の微生物(バクテリアなど)がすんでいて、この微生物によってよごれた水が分解・浄化されてきれいになっていきます。しかし、浄化槽の底には少しずつ分解できなかった固形物や泥などがたまってくるので、それを清掃することが必要です。また、微生物が元気よく働くためには保守点検も必要です。浄化槽法では保守点検は4ヶ月に1回以上、清掃は年1回以上と決められています。

浄化槽図説

 浄化槽にはトイレだけをきれいにして、台所、洗濯、風呂からの生活雑排水はそのまま川に流してしまう『単独浄化槽』というものもあります。現在では新しく設置することはできません。単独浄化槽はトイレのよごれを5グラムにすることができますが、生活雑排水はそのままなので合計32グラムを流してしまうことになります。また、トイレがくみ取り式になっている家庭の場合、くみ取り後し尿処理場で最終処理されるので、家庭からトイレのよごれは流されませんが、生活雑排水は、そのままのため、27グラムを流してしまいます。
 きれいな水を守るためには、単独浄化槽とくみ取り便所を合併浄化槽に転換することが必要です。合併浄化槽設置には補助金制度があります。合併浄化槽からきれいな水を流して、美しい豊かな自然を守りましょう。