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ジャンボタニシに注意!(生態と対策)

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年5月1日
   地域のみんなで防除対策に取り組み、被害を防ぎましょう!

特徴

生態

 ジャンボタニシは、和名をスクミリンゴガイと言い、南米原産の淡水性の巻貝です。
 1980年代に食用目的で日本に輸入されましたが、その後放棄されたり養殖場から逃げ出したりして野生化しました。
 基本的に柔らかい葉を好んで食べるため、苗を移植後の水田に大きな被害をもたらします。
ジャンボタニシ

行動と食性

 このジャンボタニシは、日が暮れると、水中から上がってきて、草や用水路の壁に赤い卵を約2カ月から3カ月で数千個産みます。そのために皆から気味悪がられます。
 この赤い卵を産むのがジャンボタニシなので日本産のタニシと容易に区別できます。
 卵は、約2週間でふ化し、約2か月で殻高は約1センチから3センチ以上のジャンボタニシになります。
 ジャンボタニシは、何でもよく食べるため、やわらかい草や水稲の苗(田植え後3週間程度まで)、れんこん(幼葉)などの他に、魚なども食べます。
 寒さには弱く、大きなジャンボタニシは、土にもぐるのが下手なため、冬期はほとんど死んでしまいます。小さなジャンボタニシは越冬し、春にまた活動することもあります。

        ジャンボタニシ被害 ジャンボタニシの卵

             ジャンボタニシによる被害と卵                   ジャンボタニシの卵   

対策

 除去する時は、素手では触れずゴム手袋等を使用し適正に処理してください。
 放置すると腐臭やカラスが群がるなどの原因になりますので注意しましょう。

活動期
 ジャンボタニシは、4月から9月頃まで活動し、田植後3週間程度の苗が特に被害を受けやすく、苗が大きくなると被害が少なくなります。


浅水管理(水深2センチ以下ではジャンボタニシが活動できない)。
 田面の深水部分はジャンボタニシが活動しやすく苗の被害が集中するので、凸凹を無くなるよう平らにする。

水路からの進入を防止する。
1.水口・水尻にメッシュ金網(網目5ミリメートルから20ミリメートル)を張り、附着したジャンボタニシを除去する。
2.水口に網袋(6ミリから9ミリの目合い)を取り付け、ジャンボタニシが入ったら除去する。

けい畔を高くし、ジャンボタニシの進入を防ぐ。

卵(赤色)は、水中では呼吸できないので水中に落とす。

冬期は、石灰窒素(10アールあたり20キログラム)を散布し、田を耕起する(冬眠中のジャンボタニシが土から出て凍死する)。

上記のほか、次のような防除対策も言われています。
 竹の子・青竹を水田に入れておくと、ジャンボタニシが集まってエサとし、苗を食べないようになる。
1.竹の子(食用が難しくなったもの)を1平方メートルに1本置く。
2.青竹(枝の発生がない青竹)は皮はむかなくても竹の中に入り込む。1平方メートルに1本置く。
(日本農業新聞平成22年7月16日の掲載記事「ジャンボタニシタケノコで防除」より)

国や千葉県が公表している情報

 国や千葉県でもジャンボタニシ(和名:スクミリンゴガイ)についての情報を発信していますのでご確認ください。
 農林水産省ホームページ
 千葉県ホームページ


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