市町村合併とは

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年3月1日

市町村合併とは

2つ以上の市町村が1つになって新しい市町村が出来たり、ある市町村が他の市町村を編入したりすることです。

どうして今、市町村合併なの?

(1)住民の生活圏が広くなってきたこと 

他の市町村に通勤通学したり、買い物に行ったりする人が多くなってきて、もっと広い範囲でまちづくりを考える必要が出てきたんです。
 それに、環境対策や介護保険など、広域的に取り組んだ方が効果的な課題も増えてきています。

(2)地域分権の時代がやってきたこと

 これからは、国や県から行政の権限が移ってきて、市町村の役割が大きくなってくる。どんなまちをつくるか自ら考え、実行していかなければならないし、住民からのさまざまな要望にも応えていかなければならない。
 そのためには、今よりもっと財政力をつけたり、専門的な部署を設けたり、専門的な知識をもった職員を増やしたりする必要があるが、小規模な市町村には難しいことです。

(3)少子・高齢化が進んでいること

 高齢者に対する福祉サービスや医療にかかるお金が増える一方で、働く人が少なくなり、税収が減ってきている。
 今後、高齢化は急速に進展することが予想されているから、この問題は大きい。

(4)国も地方も財政状況がとても悪化していること 

これまでは、市町村の税収が足りなくても、国が地方交付税というものを配分して補うしていた
 しかし、景気の低迷で借金がかさみ、国もこれ以上地方交付税の確保が困難になってきたんです。 

市町村合併の効果や心配されること

 市町村合併には、多くのメリットがありますが、それとともに心配されることもあります。
 みなさんの暮らす地域に個別・具体的にあてはめて考え、とくに心配される事項の対処については、地域で十分話し合って良い解決策を見つけることが大切です。


 良かった事

  • 隣まちの勤め先近くの保育所や市営プールなど公共施設が便利に使えるようになった。
  • 隣まちの優れた行政サービスが私たちのまちでも開始された。
  • 市になって、住所から郡がなくなった、新しい市の名前が全国的に有名になったりして、まちの知名度がアップした。
  • 人口規模が大きくなり、国や県から様々な行政権限が移譲されたので、行政サービスが早くきめ細かくなった。
  • 隣まちの駅までの道路が整備されたり、一体的な都市計画が立てられたり、連続した緑地が保全されたりと、広域的な新しいまちづくりが出来るようになった。

心配されること

  • 今の役所・役場がなくなって、遠くになり、不便になるのでは? 
  • 中心部だけが、重点的に整備され、そうでないところは遅れをとるのでは?
  • 税金や公共料金が高くなるのでは?
  • まちが大きく、広くなるのと住民の声が届きにくくなりのでは?
  • これまで、まちが育んできた歴史・文化・伝統など地域の個性が失われるのでは?